自分の意思とは関係なくまぶたがピクピクけいれんして止まらない。一般的には「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」と言う病気として知られているまぶたのけいれんですが、その原因は一体何なのでしょうか。

実はまぶたがピクピクと震えるこの症状には、様々な理由が隠れています。多くは命にかかわるものではありませんが、中には大きな病気の可能性があるものもあるので、まぶたの痙攣が気になる方はセルフチェックをして、自分に当てはまっているか確認をすると良いでしょう。まぶたのピクピクの原因を知る事で、対策をとることができるようになる筈です。

まぶたのピクピクの原因

ストレスをためている

ストレス社会と言われる昨今、職場で、学校で、家庭で、様々なストレスを感じながら生きている人が大半です。

ストレスは万病の元であり、美容から健康まで様々な面に影響を及ぼしますが、実はまぶたの痙攣もストレスが原因であることがあります。ストレスはまぶたの痙攣以外に様々な病気を引き起こす原因になるため、十分に気を付けたいポイントです。

 

コーヒーを常飲している

毎日のようにコーヒーを飲んでいると言う人は多いでしょう。中には殆ど中毒のようになっていると言う人も見掛けます。コーヒーに含まれているカフェインに中毒性がある事は有名ですが、カフェインにはこの他にも心拍数や代謝を上げる効果があり、これが筋肉をピクピクと動かしてしまい、まぶたの痙攣に繋がると言うケースがあります。

顔の筋肉の中でも、特に目の周囲の筋肉はカフェインの影響を受けやすいため、眼瞼痙攣のようにまぶただけが震えてしまうのです。そのため、まぶたの痙攣が気になり、かつ日頃からコーヒーを多く飲んでいる人は試しにコーヒー断ちをしてみると良いでしょう。

 

睡眠不足

良質な睡眠は健康を維持する上で欠かせないものであり、睡眠不足は健康の大敵です。とは言え、一見すると睡眠とまぶたの痙攣にはそれほど繋がりが無さそうに思えますが、そんなことはありません。睡眠とまぶたの痙攣には、実は密接な繋がりがあるのです。

と言うのも、まぶたは非常に敏感な筋肉であり、身体の中でも特にデリケートにできています。ちょっとした身体の不調に影響されることも多く、睡眠不足によってまぶたの痙攣が引き起こされることもあるので、毎日十分な睡眠時間を確保するよう努めましょう。

睡眠不足で身体が休まらないと体調不良になりやすくなるのは言うまでもありませんが、眠りにつかないことで目を開けている時間が増えて眼精疲労の原因になり、目の周りの筋肉が疲労してピクピクと震えてしまうのです。理想はやはり8時間の睡眠時間を確保し続ける生活です。

 

眼鏡やコンタクトレンズで目に負担が掛かっている

視力を矯正するための眼鏡やコンタクトレンズですが、実はこれらが原因でまぶたが痙攣している可能性もあります。自身の視力に対してレンズの度が合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使用し続けると、目が無理にピントを合わせようとしてまぶたが痙攣すると言われています。

もしパソコンをしている時や本を読んでいる時に細かい文字が見にくいと感じたら、眼鏡・コンタクトレンズの度が合っているか確認した方が良いでしょう。

 

アレルギーの可能性

アレルギーの人は、もしかしたらその体質が原因でまぶたが痙攣をしているのかも知れません。アレルギーがあると「ヒスタミン」と言う物質が分泌されますが、このヒスタミンに身体が反応することで目の周囲が痙攣を起こします。

これは比較的よく見られる症状であり、あわせて目の周囲に腫れや痒みが生じることもあります。アレルギーが原因でまぶたがピクピクと震える場合は、経口点眼薬を使用してみると良いでしょう。

 

思わぬ病気が隠れているかも知れない

まぶたの痙攣の原因として考えられる可能性をここまでで5個あげましたが、その多くは生活習慣や体質によるものであり、対処法もあります。

しかし時には大病が隠れていることもあるため、まぶたの痙攣の原因に心当たりが無いと言う方は一度病院で診てもらうと良いでしょう。目は脳と密接な関係があるため、もしかしたら脳や脳神経に異常が発見されるかも知れません。

腫瘍の可能性も考えられるため、「放っておけば治るでしょ」と楽観視して放置するのは禁物です。
元々眼瞼痙攣は自然に治ると言うことが殆ど無いため、まずは一度病院に行ってみると良いでしょう。