今までそんなこと無かったのに、妊娠した途端にまぶたがピクピクと痙攣を起こすようになったと言う人は、実はとても多いのです。一体なぜ妊娠中にまぶたの痙攣が起こってしまうのか、ここではその原因や対策について解説していきます。

まぶたがけいれんする理由はカルシウム不足

まぶたがけいれんする理由は、病気であったり睡眠不足、眼精疲労、ストレスなど様々ですが、そのうちの一つにカルシウム不足があります。カルシウムが骨や歯を丈夫にする栄養であることは有名ですが、実はそれ以外にも妊婦さんにとって非常な意味を持つ栄養になります。

そもそも妊婦さんはお腹に赤ちゃんが居る分、普段よりも栄養をたっぷり摂取しなければなりません。そのため妊娠していなかった頃と同じような食生活では、栄養が足りなくなってしまうことがあります。

特にカルシウムは赤ちゃんの身体が出来上がる過程でたくさん必要になる栄養のため不足しがちであり、その結果筋肉活動が低下してまぶたが痙攣してしまうのです。言い換えれば、妊娠中のまぶたの痙攣を抑えるにはカルシウムを十分に摂取すれば良いと言うことです。

 

カルシウムが含まれる食べ物

カルシウムが多く含まれている食べ物は、やはり牛乳です。この他、チーズや桜エビ、ししゃも、しらす干し、ひじきなどもカルシウムがたっぷり含まれているので、妊娠中は意識的に食事に取り入れると良いでしょう。

特に乳製品は単品でも食べたり飲んだりすることができるので、大きなお腹の妊婦さんでも手軽に摂取することができます。

また、カルシウムをより効率的に摂取するならサプリメントもおすすめです。サプリメントは一度に大量の栄養を摂取することができるため、心配なのは過剰摂取をしないかですが、基本的には用量用法を守っている限り過剰摂取することはないでしょう。仮に過剰摂取をしてしまい、便秘などの弊害が出てしまった場合は、摂取する量を減らせば良いです。

やみくもにカルシウムを摂取するだけじゃダメ

カルシウムはお腹の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養ですが、やみくもに摂取しても意味はありません。折角たっぷり摂取しても、それをしっかり吸収できなければ意味が無いのです。身体がカルシウムを吸収しやすくする工夫としては、カルシウムと一緒にお酢を摂取することで酢酸カルシウムにすると言うものが有名です。

この他ですと、カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」を一緒に摂取すると良いでしょう。ビタミンDは、にしん・さんま・しらす干しなどの魚介類や、しいたけ・まいたけなどのきのこ類から摂取することができます。

この他では、マグネシウムも非常に重要です。マグネシウムとカルシウムは密接な関係にあり、カルシウムの働きをサポートするため、どちらもバランス良く摂取する必要があります。またマグネシウム単体でも、血液に含まれているカルシウムが血管に付着しないようにする働きや、血液の収縮防止効果があるため、カルシウムとあわせて摂取すると良いですね。

大事なのはバランス

カルシウムはお母さん自身の健康を守り、お腹の中の赤ちゃんの身体を作る上で欠かせない栄養ですが、それ故に妊娠中は不足しがちであり、そのせいでまぶたの痙攣が起きてしまいがちになります。

しかし、だからと言ってカルシウムばかりを摂取すれば良いと言うものではありません。ビタミンDやマグネシウムなどもバランス良く摂取することを心掛けるようにしましょう。

なお、無事出産を終えた後の授乳期にもカルシウムは必要とされますが、この時使用されるカルシウムは血液中のものではなく、骨に含まれているものなので、そこまで神経質になる必要はありません。